2013年2月19日火曜日

新装・歌舞伎座の杮落を楽しみに

 ここにきて、歌舞伎の名優が若くして亡くなられてしまったことは惜しくもあり淋しい限りです。 私は図らずも中村勘三郎(2004,2 万年サーカス団・新劇)、市川団十郎(2012,10 勧進帳)出演の作品を見させていただくことが出来ました。
 いずれも歌舞伎座が改築に入ってしまってからでしたので、新橋演舞場でした。
新装・歌舞伎座の杮落しを楽しみに待っておられたことでしょう。

 私も存じ上げている 伏木壽亭先生の歌舞伎文字を真似て書いてみました。

2013年2月18日月曜日

江戸文字、千社札を英訳?してみました。

  先日、飲み屋さんで同席したオーストラリア人に千社札を頼まれました。そのとき説明を求められ、一応その意味を話して差し上げました。 不得意なのですが、何かあった時にと、改めて英文にしてみました。
どなたかお教えいただけたら嬉しいのですがーーーーー。

      SENJYAHUDA is “Japanese Traditional Lucky Name Sticker”.
   This  is a sticker as praying for oneself.We use this sticker for visiting
   shrines or  temples.We put up these stickers on  gates of shrines
   or temples. Particularly believers mark their visits to make votive
   offering.
    We use the Japanese character “EDOMOJI” for SENNJYAHUDA.
   EDOMOJI is Japanese traditional caligraphy. EDOMOJI is used for
   a signboard and advertisement.
  
    EDO means the EDO-period from 1603 to 1867.
   MOJI means characters.
    We translate a word “SENNJYAHUDA” literally,it is “One-thousand-
  shrine-sticker”. 
                                   Ryo.Kobayashi (SOSIN)

   因みに、欧米の方々の千社札を作らせていただくときは、日本の漢字には意味を持つこと
   から、洒落で縁起の良い漢字を組み合わせて当て字して、千社札に書いています。
   海外のご友人の千社札を作りたいご希望があればお申し付けください。  
                                                 小囃子

 次の千社札もアメリカなど取引先であった方の名前に当て字をして江戸文字で書いたものです。読めるでしょうか?


2013年2月13日水曜日

門前仲町に多くの江戸文字看板を見つけました

 江戸文字の中には“ビラ文字”といわれるようにチラシやポスターに使われてきた文字もあり、今でも伝統的な料理店や老舗の看板には、よく江戸文字が見られます。門前仲町の近くを歩いたら沢山の江戸文字看板を見ることが出来ました。




やっぱり、このような看板粋ですね。

2013年2月10日日曜日

江戸文字の練習法と双鉤装填墨

 江戸文字、取り分けその中の縁起文字、籠字、千社文字等はそれを習い覚えるとき、これらは書道ではなくレタリングだと思うのですが、中国で名筆を復元する方法の一つ“双鉤填墨”の様なやり方で練習するのが、自分で江戸文字の形を習得する早道の一つではないかと思います。
私も色んな江戸文字字体集を買い集め、その様に真似して書き続けることで習い覚えました。

   *双鉤填墨(そうこうてんぼく)とは、書き写そうとする文字の上に薄紙をのせ、その輪郭の線を正確に写し(=籠写し)、その輪郭の中を墨でうずめること。 (広辞苑)
 
ご興味のある方はいつでもお問い合わせください。
私の経験や、知っていること、関係の資料はお伝えできます、勿論無料で。
お問い合わせは sosinedomoji@yahoo.co.jp  まで。

2013年2月8日金曜日

t富岡八幡にあったこの碑の江戸文字は

 富岡八幡宮の境内にあるこの碑の江戸文字は何と読んだらよいのでしょうか?ご存知の方がいらしたら、お教えください。

2013年2月3日日曜日

時間が出来ましたので、山頭火の句集の感想文をまとめ始めました

  昭和60年代から読み始めた山頭火の句集、全集、評論、生涯を書かれた本など20冊を読み終わり、改めて其々の句の解釈など自分なりの解釈(正しいかどうかはわかりませんが)感想を書き始めました。感想文の表紙はやはり自分の“素心流江戸文字”で書いてみようと思い、練習に書いてみました。